令和三年開運
飲む酢・弁財天シリーズ
誕生ストーリー
酢ムリエが商品に込めた思いや開発に至った背景などをお伝えします。
本ページで使用している写真の多くは、酢ムリエが撮影したものです。
飲む酢・弁財天シリーズ(国産林檎・柚子・橙・桃・じゃばら・国産蜂蜜)に秘められた思いとは
毎年、年の瀬からお正月、春節にかけて「飲む酢 弁財天」シリーズのデザートビネガーを販売いたします。縁起物としてご好評を頂いている人気のシリーズです。本年は、弁財天シリーズに新作の「じゃばら」が登場いたします。じゃばらは「邪気(じゃき)を祓(はら)う」が語源といわれ、古くから「縁起が良い」とされた希少な柑橘です。
飲む酢 弁財天シリーズは、毎年日本三景の一つ、嚴島神社のございます宮島の厳島弁財天が祀られている大願寺で「皆様にとって新しい年が美容・財運・芸術運に恵まれますように」との願いを込め、酢酸菌と共にご祈祷を受けて参ります。
弁財天とは、七福神の中でも唯一女性の神様で、「弁天様」と言われ、親しまれています。
弁財天とは?
私は色々な素材から酢を発酵させるときに、どうかこの味がみなさんにとって喜んでいただけるような味になるように願いを込めて造ります。お正月の場合も同様に「どうか新しい年が皆様にとって良い年と感じていただけるように、そんな年に少しでもお役に立てるような飲む酢を作りたい」と願って素材を探していましたところ、偶然にも七福神の紅一点の神様、弁天様と慕われている女性の神様に目がとまりました。
弁天様について色々調べてみましたら、正式名は「弁財天」と言われ、美容運・財運・芸術運に関係が深く、水にも関わりのある神様ということがわかってきました。そこで、全国にある弁財天の中から、世界遺産にも指定されている厳島の弁財天に参りましてお話を伺うことにいたしました。
銀座店が銀座四丁目の晴海通り側にオープンした平成22年9月の事です。
ご住職の方のお話によると、弁財天は、最初は川辺で琵琶を弾いていたそうでございます。その音色があまりに綺麗だったので周りに人が集まってきたとのことです。人が集まりますと、その需要から食べ物屋さんやお宿が出来て、街が生まれます。音楽を気持ち良さそうに聞いていた人たちが集まってきた街なので、優しい気持ちに包まれた音楽を中心とする芸術色豊かな街が出来上がったそうです。その後、その街は周りの評判となっていきますが、街の評判が高まりますと、その街を自分の物にしたいと思う者が現れます。そこで弁財天は、街の人々を守るために琵琶の他に武器も手に持つようになり、侵略から街を守ったとのことでした。
こうして弁財天は街の発展と共にどんどん人々に囲まれていきました。ただ、人々の中心に居るために、なかなか表にはお姿をお出しにならない神様だそうです。
また弁財天は元々水辺で琵琶を弾いていたため、水の神様とも言われています。水が必要不可欠な酢とも縁の深い神様といえるのではないでしょうか。
また弁財天は元々水辺で琵琶を弾いていたため、水の神様とも言われています。水が必要不可欠な酢とも縁の深い神様といえるのではないでしょうか。
そして世界遺産の大鳥居を私どもで撮影させていただきまして、その使用について嚴島神社からお許しを得させていただきました。
今回の弁財天シリーも、厳島の大鳥居のデザインをあしらったラベルで登場いたします。
思い起こしますと、銀座店が銀座四丁目の晴海通り側にオープンした平成22年の暮れから、厳島弁財天に願掛けの酢酸菌を持参するようになりましたが、今まで一度もご祈祷を予定した日に雨が降ったことはございません。いつも頭がさがる思いがいたします。
また、不思議なことにご祈祷を受けた酢酸菌は、毎年本当にトラブルなく発酵が進みます。酢酸菌も人と同じように、たまに調子が悪くなることもあるのですが、ご祈祷を受けた酢酸菌による発酵はどの年もノントラブルで順調に進み、綺麗な澄んだ香りを持つ酢に仕上がります。
飲む酢 弁財天 国産林檎
飲む酢 弁財天 柚子
飲む酢 弁財天 橙(だいだい)
香川県にある橙の農家さんのところへ、産地研修に伺った時のことです。「今年は飲む酢・弁財天シリーズの中で代々繋ぐ家族の絆をテーマに橙の酢を作りたいと思っています。橙の勉強をさせてください。」と農家の方に話しました。
すると、驚いた顔をして「不思議なことがあるものだね」と言われました。実は嚴島神社の大鳥居に使用されている二本の柱のうちの一本には、香川県讃岐の木が選ばれ、運ばれていったため、とのことでした。
嚴島神社に因んで瀬戸内海に面した農家さんを訪ねていましたが、まさか大鳥居の大きな柱の木の生まれた土地にくるとは夢にも思わなかった偶然が起きました。
そこで、嚴島神社の大鳥居の写真を使用させていただくことの許可を得ようと心に決めたのです。
飲む酢 弁財天 国産蜂蜜
蜂蜜らしい味わいがしながらも透き通るような酸味を持つ、透明感を感じる味わいにする。
これは蜂蜜シリーズの中でもハードルが高いのですが、「2021年の幕開けにふさわしい味を新年のスタートでお届けしたい」という思いを込めて作りました。
日本がどうか平和で、清潔で、人や自然、産業界に至るまで、すくすくと成長する時代を感じるような味にしたいと思ったのです。
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