本文へ移動
飲む酢・デザートビネガー・
 直七(田熊すだち)
 の誕生ストーリー
飲む直七(田熊すだち)の酢を作った理由
すだちからは酢ができないと言われていました。酸味が強すぎて酢に発酵することができなかったためです。
そんな中でも、私はすだちから酢を造ることに挑戦し続けてきました。
すると今年の春、「直七(田熊すだち)」の存在を知り、早速酢に発酵するテストを行ってみたところ、思いのほか上手く直七の果実酢を造ることができました。直七は比較的柔らかい酸味を持っていたのです。
 
そして、クセのない澄んだ綺麗な香りと爽やかな酸味を持つ「直七(田熊すだち)」のデザートビネガーが誕生いたしました。
直七とはどのような果物か

外観は、通常出回っているすだちよりも少し大きめのサイズで、色は青々としていますので青みかんという印象を受けます。

「直七」の正式名称は「田熊すだち」です。かつて魚商人の「直七」という名前の方が見つけた品種のため「直七」の名前で親しまれています。

 

元々、広島県尾道市田熊で発見された沿岸漁業のお魚を食べる時に美味しい香酸柑橘として利用されていました。高知県宿毛市でも栽培されるようになりましたが、もっぱら漁師さんの家庭で魚を美味しく食べるための調味料として利用されており、今も青果としてはほとんど一般流通していません。

直七の多くは、最初から果汁をしぼる加工用として生産されています。そのため、出来る限り無農薬で、安心して皮のまましぼることができるように栽培されています。

その栽培方法にも工夫を凝らしており、写真のように木の真ん中の枝を落とし、木の中まで太陽の光が刺すような努力もされています。そのおかげで近年は少しずつ収穫量が増えてきました。

直七は幸運を呼ぶ予感のする果物?

この直七を酢に発酵させるにあたり、私が楽しみに注目していたことがございます。それは「七」という数字がついた果物だったからです。

私たちは「七」という数字を見たり聞いたりすると、本能的にラッキーな予感に直結して感じることが多いと思います。

また、この直七と呼ばれる果物は、さらに「直」という文字と組み合わされています。「直」という文字の意味を調べてみると、「直接」や「まっすぐ」という意味が出てきます。

 

まさに「七」という文字に「直接」結びついている呼称の果物と理解することもできるのではないか?と思ったのです。

「直七」には、幸せの予感を感じさせる不思議な魅力があると思いました。そんな気持ちを込めて直七を果実酢に発酵させました。


~酢ムリエの産地訪問記~
幸せの予感を感じさせる直七の生産地(高知県宿毛市)を訪ねて
直七の存在を知り、早速生産者の元へと伺いまして肌で直七に触れ、ご紹介させていただいた情報を仕入れてまいりました。
生産地ではそんな直七に人生をかけ、希望に燃えて働いている若い跡継ぎの方にも出会うことができました。人口減少により後継の問題が深刻化していく中、こうした若い生産者の方たちが働いている姿に出会いますと、直七の将来が輝いて見えます。
飲む直七の酢を発売した2019年は、新しい時代(年号)が始まる年でした。
幸せな予感を感じさせる直七に出会えたことから、皆様にもこの直七の果実酢を使用したデザートビネガーの爽やかな酸味を通して、幸せの予感を皆さまにもお届けできれば幸いです。

 年末年始に販売する直七の酢は、新しい年を迎える商品の一つとして、幸せな予感に直結するようにと「七」を中心にしたラベルデザインにしてみました。
おすすめの飲み方
水割り、炭酸水割り
4倍の量の水や炭酸水で割って
お飲みいただくのがおすすめです。
Copyright(c) OAKSHEART Co., Ltd. All Rights Reserved.
TOPへ戻る