五年熟成 葡萄の酢
の誕生ストーリー
デザートビネガー®や酢に込めた想い、こだわりなど、開発当時の商品誕生ストーリーを紹介します。
誕生のきっかけ
バルサミコ酢のように芳醇で甘酸っぱい酢を日本でもつくることができるのではないか、という思いから誕生した商品です。
日本でつくられたウイスキーが独特のおいしさを表現し、世界中の人々に愛されたことと同じように、国産葡萄を使用し、爽やかな酸味をもちつつも濃厚なバルサミコ酢のようにお使いいただける酢、そんな商品を目指しました。
選んだ葡萄は？
白ワイン系の葡萄として甲州種、赤ワイン系の葡萄として巨峰を選びました。
甲州種は、1,000年以上の歴史をもつともいわれ、日本のワインの発展に貢献してきた葡萄です。
巨峰も甲州種と同じように日本で開発された葡萄です。特に甘味に強い特長があり、甘酸っぱさを表現できると考えました。
独自の製法
甲州種から生まれるワインは、日本らしくおとなしい繊細な風味をもつといわれています。
内堀醸造でも、葡萄から酢に発酵するためのワインを造ることはできますが、今回は甲州ワインを購入して、甲州葡萄の酢に発酵させました。
そして、その甲州葡萄の酢と、しっかりとした甘味を持つ巨峰の果汁を合わせて煮詰めました。
酢を煮詰めるという作業は、フレンチのシェフの間ではよく行われます。
爽やかであって、コクのある味わいを表現するには有効な料理方法です。
写真は、釜で甲州葡萄の酢と巨峰の果汁を煮詰めているところです。
最終工程でオークの香りを程よくもつように仕上げていきます。
オークの香りをコントロールすることはとても難しく、心地よいオークの香りを酢にもたせるには絶妙な調整が必要です。
また、五年以上熟成させることで、より芳醇でコクのある味に仕上げました。
ヨーグルトやアイスクリームにかけるほか、サラダのドレッシングやお肉料理のソースなど、様々な料理にあわせてお楽しみください。
おすすめの飲み方、お召し上がり方
酢がお好きな方はオン・ザ・ロックで
各種ソースとして
サラダにかけても
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